『Nord〜北へ』
今月末から来月頭にかけて、近藤智洋さんと久しぶりに二人旅をする。行くのは久しぶりの北海道。多分7年ぶりとかそれくらい。近藤智洋、高畠俊太郎、古明地洋哉の三組でのツアー『EAT!EAT!MEAT!』で行った時以来だと思う。 北海道といえば札幌のFM NORTH WAVEでラジオ番組をやらせてもらっていたことを真っ先に思い出す。1時間の番組で、DJは自分一人だけ。喋るのが苦手な自分に務まるか物凄く不安だったけれど、いざスタートしたらびっくりするくらい楽しかった。世間的に知られているヒットソングは殆どかけなかった。他の局やテレビ、有線等でいくらでも聴けるような曲をかけたって仕方ない、それよりも人に強く薦めたい音楽をかけたい。そんな気持ちで毎回選曲した。どんなに長い曲でもフルでかけた。自分が子供の頃に聴いたラジオがそうだったから。 小学生の時にラジオでThe Doorsの「The End」がフルで流れた時のことは今もはっきりと覚えてる。当時はレコードやカセットテープを買うお金がなかったから、ラジオやテレビをラジカセで録音するしかなかった。FM雑誌の番組欄


ブラックナードフェス!或いは歪な楽園
ブラックナードフェス!vol3、無事終了しました。主催者の山口やまぐくんとショウヘイマンこと松尾翔平くん、本当にお疲れ様でした。そしてありがとう!観に来て下さった皆さん、一緒に演奏してくれた穂高亜希子さんと壊れかけのテープレコーダーズ小森清貴くんにも感謝です。本当にありがとう! のどかな町ののどかな地域施設の中に築かれた歪な楽園は、雑然とした自分の部屋と確かに地続きだったし、主催者の二人や出演者たち、観に来てくれた人たちとの部屋とも地続きだったんじゃないだろうか。はみだしものたちの受け皿。何処にも所属出来ない人たちにとってのASYLUM。ブラックナードフェス!の意義をしっかりと肌で感じることが出来た。やまぐくんが序文で表明し、それを読んで自分が思い描いた通りのフェスだったことが凄く嬉しかった。 道に迷わないように地図を印刷し、一組でも多くライヴを観ようとお手製のタイムテーブル(画像参照)を用意した。缶ビール片手に土手煮やお菓子を頬張り、しのぎ・けじめ・かたぎの3ステージを行き来し、時には外に出て地元の家族連れやちびっこたちが遊んでるのをぼんやりと


ブラックナードフェス!
明日11/11(土)、ブラックナードフェス!に出演します。心に“闇”を持った人らの祭典、日本一ジメッとしたお祭り、泥沼のようなパーティー等と形容されているフェスです。主催者の1人である山口やまぐくんがフェス開催に向けての序文として綴った文章が素晴らしいので、以下に全文掲載させてもらいます。 この序文を読んで思ったのは「このフェスに一番連れて行ってあげたいのは10代の頃の自分だ」ということ。自分自身でいられる場所を外に見出せず、部屋に篭って音楽を聴いたり本を読んでばかりいた当時の自分を連れて行ってあげたい、と。 先日ブラックナードフェス!の前夜祭が行なわれ、飛び入りで数曲歌ってきた。主催者の二人の人柄(と言っても知り合ってまだ日が浅いので、人柄とかを語れるほど彼らのことを知ってはいないんだけど)がそのままその場の雰囲気となったかのような心安らげるイベントだった。自分の部屋と地続きな感じがあって、凄く居心地が良かった。 どこにいても誰といてもはみ出してしまう、そんな自分を持て余し、時には恥じ、時には自己嫌悪に陥ってしまう。周りの全てが敵に見えてしまう
サイトリニューアル
サイトをリニューアルしました。 PC音痴によるDIYなので恐らく不備があるかと思いますが、 随時対処していきますので、これからもよろしくお願いします。 古明地洋哉