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ブラックナードフェス!

明日11/11(土)、ブラックナードフェス!に出演します。心に“闇”を持った人らの祭典、日本一ジメッとしたお祭り、泥沼のようなパーティー等と形容されているフェスです。主催者の1人である山口やまぐくんがフェス開催に向けての序文として綴った文章が素晴らしいので、以下に全文掲載させてもらいます。

この序文を読んで思ったのは「このフェスに一番連れて行ってあげたいのは10代の頃の自分だ」ということ。自分自身でいられる場所を外に見出せず、部屋に篭って音楽を聴いたり本を読んでばかりいた当時の自分を連れて行ってあげたい、と。

先日ブラックナードフェス!の前夜祭が行なわれ、飛び入りで数曲歌ってきた。主催者の二人の人柄(と言っても知り合ってまだ日が浅いので、人柄とかを語れるほど彼らのことを知ってはいないんだけど)がそのままその場の雰囲気となったかのような心安らげるイベントだった。自分の部屋と地続きな感じがあって、凄く居心地が良かった。

どこにいても誰といてもはみ出してしまう、そんな自分を持て余し、時には恥じ、時には自己嫌悪に陥ってしまう。周りの全てが敵に見えてしまう。自意識過剰と言われればそれまでなんだけど、そんな風に切って捨ててくれるなよ。

ただ自分自身でいたいだけなのにそれを許してくれる場所を見つけられずにいる、そんな人達にとってのASYLUM=避難所のようなイベントだと思う。前夜祭に行ってその片鱗を体感してきたから間違いない。

出演のオファーを貰った時に「え?俺でいいの!?」と思ったけど、「このフェスの趣旨にふさわしい出演者だよな俺」という自負も実は少しある。独りでのセットは勿論だけど、壊れかけのテープレコーダーズ小森清貴くんと穂高亜希子さんとのセッションも凄く楽しみ。先日三人でリハスタに入ったんだけど、顔を突き合わせて意見を出し合いながらアレンジを詰めていく作業は凄く楽しかった。長いこと独りでやってきたから尚更にそう感じたんだろうな。

明日はこの三人で壊れかけのテープレコーダーズの「ニセモノの銀河」と自分の「春の嵐」という曲をやる。ネタバレ上等。「当日のお楽しみ!」とか言って勿体ぶるよりも、「お、面白そうだな~」と思って観に来てくれる人が一人でも増えてくれる方が良いもんね。

久しぶりに長い文章を書いたからまとまりのない文章になってしまったけれど、小難しいことは抜きにして色んな人達に観に来て欲しい。勿論ナードじゃなくたって全然構わない。だって、そうした枠組みを踏破していこうというフェスなんだから。

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